危険物乙4試験について

危険物乙4試験について

写真

年間30万人前後が受ける国家試験です。
消防署に願書が置いてあるので簡単に申し込むことができます。
もちろんインターネットで予約もできます。
受験制限はなく、だれでも受けることができます。

  • 試験時間 2時間
  • 問題形式 マークシート・五肢択一式
  • 合格基準 3科目ともに60%以上の正答
  • 試験日 都道府県により異なる
  • 試験料 ¥4,500
  • 持ち物  受験票、鉛筆(HBまたはB)、消しゴム
  • 禁止   電卓・定規類及びポケットベル・携帯電話その他の機器の使用

写真

 

写真

試験時間2時間で3分野の問題を一気に解きます。危険物乙4試験は問題数は少なくたっぷり時間の余る傾向にある試験だと思うので時間的に焦る事はなかったですよ。
1問当たり約3分半ほどある計算になります。即答できる問題もあることを考えるとかなり余裕があります。
試験途中で早期退出する受験者も多い試験ですが、その状況に焦りを感じてしまい平常心を失うのは本当に避けたいところです。時間はたっぷりあるのでここは一つ冷静になりましょう。
サクサクと問題を解いて早期退出する人ももちろんいます。試験の合格率が30%前後と決して高くないことを考えると、中には運を天に任せて鉛筆を転がして答えている人もいるかもしれませんね。問題数も少ないですし、知らない問題、分からない問題は考えるだけ無駄と自暴自棄になって…なんてこともあるかもしれませんよね。
また危険物試験では正しいものを1つ選ぶ問題やその逆で誤っているものを1つ選ぶ問題などが入り乱れているので逆に答えないように注意を払う必要がありました。
どんな資格試験でもそうですが、ポカミスしないように問題文を最後までよく読みましょう。実際に受けてみて危険物試験は引っ掛け問題がとても目立つ試験と感じました。
また3分野のどれか1科目でも正解率が60%に満たないと不合格になるワナが仕掛けられていることにも注意が必要です。
総合得点で合否を判定する試験ではないので、得意分野にヤマを張って対策する勉強法はダメなようで、苦手な分野でも得点を取らないといけないのがやっかいな部分なのでした(@_@)
3分野の中の一つ、法令に関しては文系的側面のある科目で定められた条項の内容の暗記が必要なことはもとより、出題傾向のある内容の理解や細かな数字、出題形式の癖を把握しておくことが大切に思いました。たとえば

  • タンクローリーなどの移動貯蔵タンクの鋼板の厚さは3.2mm以上必要
  • ガソリンスタンドなどの固定給油設備の給油ホースの長さは5m以下
  • タンクローリーでの移送では危険物取扱者の免状を携帯する(事務所保管×)
  • 定期点検は1年に1回以上実施して記録は3年間保存しなければならない

など…その他いろいろと細かく規定されていて覚えるのが大変です。
性質・消火に関しては危険物ごとの特徴を頭の中を整理して覚える暗記がカギになってそうな感じです。たとえば

  • 二硫化炭素の発火点は第4類危険物の中で最も低く、100℃以下である
  • アセトアルデヒドは沸点が低く非常に揮発しやすい
  • 酸化プロピレンは、重合反応を起こし大量の熱を発生する
  • ジエチルエーテルには特有の臭気があり、その蒸気には麻酔性がある

こんな感じで出題されますよ。勉強しないと無理ですよね(*´ω`*)
難しく感じると思いますが、勉強法としてはあなたがこれだ!と選んだ教材一本に絞り徹底的に勉強を進めていけば誰でも合格可能な資格だと言われています。勝負運も実力のうちですね。

 

そしてやっかいなのが物理・化学の分野で、文系出身の人たちには一番落ちやすい暗黒面となります。理系出身で学校で基礎を学んできた人は基本的内容なので解けるようなのです。
ですが文系出身の人や私のように40代でもう物理化学は忘れてしまったという人たちは、基礎的な知識もない上に以前と比べて近年は初見の問題が出題されるケースが増えているので数問は勘で答えなければならないこともあるようです。

写真

それならばと多くの参考書を買って対策しようという方がおられますが、それよりはあなたが選んだ教材一本に絞り徹底的にやりこんで隅々まで目を通したほうがいいと多くの体験者が語っています。危険物乙4資格は実務経験なしの素人でもまったく問題はありませんが、ネットで言われているようなものすごく簡単な資格ではないということを心にとめおくべきでしょう(-_-;)
また物理化学での計算問題は出ても1問で出ない時もあるのです。計算能力よりも知識が問われる試験ということを意識して勉強を進めるといいと思います。
意外と細かな数字などの暗記がたくさんあるので、計画してた時間より勉強の進み具合が遅れることがあります。試験を予約してから勉強を始めるのではなく、ある程度勉強の進捗具合を見てから試験の予約を取ったほうがいいと個人の感想としては感じました。
ネットに書き込みをする人たちの中には、クソ簡単とか1か月で余裕とか言うひとがいますが、意外と高学歴の人が多いように思います。
そういう頭のいい人もいるんだと考え、私の場合はネット情報は参考程度にとどめています。職場の同僚も受けた方は「難しかった」とか「よく分からないけど受かってた」とか口をそろえて言います。そしてもちろん不合格の人もいます。
現役の学生さんならともかく高卒の社会人の方なら試験範囲を終えるために4か月ぐらいは見ておいたほうがいいかもしれませんよね。